【投資の勉強】毎日チャートドリル 215日目【過去検証】

今日のチャート過去検証は、
富士興産(5009)の株価です。

ENEOS HDから事業協力を得て石油を販売。
軽油や灯油が主体で、メガソーラー発電事業や
グリーン商品の販売も行う会社。

富士興産(5009)出題チャート

さて、このあとどうなるでしょうか?
上がる?下がる?それともレンジ(もみ合い)?


正解は・・・

 

 

 

 

 

 

富士興産(5009)正解チャート

 
上がる!


倍くらいになるまで上昇が続いたため、
シグナルが見やすいように
出題時のチャートを使って説明します。

 

富士興産(5009)解説チャート

 

シグナル①下値支持線で反発上昇
過去に何度も下げ止まっていた株価400円付近。
再び接近し翌日には上昇へと転換しています。


シグナル②トレンドライン上抜け
チャートに引いたトレンドライン1⃣は、
過去の高値、安値、高値と繋がる接点が多く、
意識されていることが伺えるラインです。
そこを上回った後、今度はそのラインで
下げ止まっているローソク足が確認できます。

その後、最高値から高値を繋いで引いた
トレンドライン2⃣も上回り、上昇に転じています。


シグナル③中期移動平均線で反発上昇
中期移動平均線から伸びる下ヒゲ長い陰線。
これは、中期移動平均線まで下落した後、
上昇に転じたことを表し、
落ちたら買いたい人が多くいることが伺えます。


シグナル④株価500円での下ヒゲ陰線
キリの良い株価500円を挟んだ下ヒゲ長い陰線。
500円以下では買いたい人が多くいることが
確認でき、大きく下落してもしっかりと回復できる
証明となりました。


シグナル⑤高値の更新
過去の高値にて反発下落することなく、
しっかりと上回ったことで
上昇トレンドである事が伺えます。

 

これら複数のシグナルを経て、
その後長期間に渡った上昇トレンドとなりました。

キリの良い株価1000円が目前となる
900円越えのところで陰線が増えると、
トレンド転換のシグナル、
中期移動平均線を下回ってしまいました。

しかしそこまで大きく垂れ落ちることのない上昇。
直近高値やキリの良い株価にて反発上昇している
ポイントでは、買い増しができると良いですね。