【投資の勉強】毎日チャートドリル 21日目【過去検証】
今日のチャート過去検証は、
住友金属鉱山(5713)の株価です。
住友金属鉱山は、昨日紹介した三菱マテリアルのように、住友グループの非鉄金属を扱う会社。
さて、このあとどうなるでしょうか?
上がる?下がる?それともレンジ(もみ合い)?
正解は・・・
上がる。が、落ちる。
いわゆる「いって来い」の状態です。
いって来いとは、株やFXをやっているとよく耳にする証券用語で、相場がある値まで上がる(または下がる)が、しばらくして元の値に戻ることを言います。
そういえば相場とは何かを書いてなかった気がする…
相場とは、売買によって変動するものの値段のこと。
たくさん売りたい人がいたら安くなり、
たくさん買いたい人がいたら高くなる。
その需要と供給の間となる取引価格のことを相場といいます。
今回のチャートで「いって来い」を説明すると、
株価3200円を上回ったところから3600円まで上昇したが、その後3300円まで下がってきているので、
つまり、3600円まで「いって」
3300円まで帰って「来い」の状態というわけです。
ではその理由を探ってみましょう。
まず上がった理由は、移動平均線の反発と、
サポートラインでもある株価3200円の上抜け。
また、過去の高値3500円で落ちることなく
上抜けしたことから、3600円まで上昇した。
そこから下がった理由は、利益確定での売りや
3500円まで下がったときに反発買いが薄く、
下回ってしまったこと。
もちろんその他ファンダメンタルの要因も大きい。
つまり、この場合のエントリーから利益確定までは、
最初の出題チャート位置から、過去の高値3500円を
利益確定目標とし、陽線が続いている間は保持。
3550円付近で陰線が現れたが、下ヒゲが長め。
つまり、3500円目前での反発日足と判断し、
3600円に到達した後の陰線で利益確定が理想かな。