【投資の勉強】毎日チャートドリル 142日目【過去検証】
今日のチャート過去検証は、
クレハ(4023)の株価です。
家庭用ラップ「NEWクレラップ」でおなじみの会社。
そんな食品包装を扱う樹脂製品事業や、
機能製品事業・化学製品事業などを展開。
さて、このあとどうなるでしょうか?
上がる?下がる?それともレンジ(もみ合い)?
正解は・・・
継続して上がる!
レンジブレイクと高値更新の後やや下落し、
抵抗線にて跳ね返されたことが伺えます。
英語の「N」のような形になる途中で、
完成するとそのまま上昇トレンドとなりやすい
チャートパターンの1つと言われています。
逆に完成せず高値にて下降すると「M」字となり、
ダブルトップと呼ばれる、下降トレンドのシグナル
となるため要注意です。
しかし、キリの良い株価5000円を上回る陽線も
確認できたため、その後の上昇へと繋がりました。
6500円を超えてくると陰線が目立ち始め、
7000円付近では、上値が右肩下がり下値が垂直の
弱気な「三角持ち合い」が見られるため、
利確ポイントになりますね。
「三角持ち合い」には3つのパターンがあり、
それぞれの範囲内で相場が動き、
狭まった最終局面にて、ラインを割った方向に
勢いがつきやすいと言われています。
①拮抗している三角持ち合い
上値:右肩下がり 下値:右肩上がり
二等辺三角形のような形でどちらに動くか不明
②強気の三角持ち合い
上値:垂直 下値:右肩上がり
左上が直角の三角形で上昇傾向になりやすい
③弱気の三角持ち合い ←今回の検証で見られた形
上値:右肩下がり 下値:垂直
左下が直角の三角形で下降傾向になりやすい