【投資の勉強】毎日チャートドリル 181日目【過去検証】

今日のチャート過去検証は、
中外製薬(4519)の株価です。

スイスの大手医薬品メーカーロシュの傘下。
国産初の抗体医薬品を創製し、
国内シェアNo.1を誇る会社です。

さて、このあとどうなるでしょうか？
上がる？下がる？それともレンジ(もみ合い)？

正解は・・・

上がる！

中期移動平均線を上値抵抗線とした、
下降トレンドが続いていましたが、
キリの良い株価4000円に到達するとV字回復。
中期どころか長期移動平均線を
しっかりと上抜けしたことが確認できます。

まず目指すは過去の高値でキリの良い株価5000円。
到達後は下落ではなくもみ合いとなったことで、
移動平均線が近づいてくると、
上昇へと転じていきました。

次にキリの良い株価5500円でも同じように
もみ合ったのちに上昇。

巨大な陰線の出現にて流れは変わり、
中期移動平均線を下回ったことで、
上昇トレンドの終了となりました。

この巨大な陰線、急騰からの大暴落の理由は、
ニュースによるもの。調べてみると、
英国の医薬調査チームが、中外製薬が開発する
リウマチ薬が新型コロナウイルスの治療に有効と
発表したそう。ただ懐疑的な見方もあるためか
陰線にて終了。テクニカルでの判断が困難な
今回のような場合は深追いはＮＧ。
早めの手仕舞いで傍観に徹しましょう。