【投資の勉強】毎日チャートドリル 359日目【過去検証】

今日のチャート過去検証は、
凸版印刷(7911)の株価です。

大泉洋成田凌がCMを務める、
“印刷だけじゃない、すべてを突破する会社”。
その言葉通り、セキュア・マーケティング
パッケージ・建装材・半導体・ディスプレイ等
幅広い分野に事業を展開しています。

凸版印刷(7911)出題チャート

さて、このあとどうなるでしょうか?
上がる?下がる?それともレンジ(もみ合い)?


正解は・・・

 

 

 

 

 

 

凸版印刷(7911)正解チャート

 

上がる!


このチャートの注目ポイントは2つ!

①高値を繋ぎ引いたトレンドライン
②長期移動平均線

どちらも上げ止まったり下げ止まったりと、
しっかりと意識されているのが確認でき、
とても有効なシグナルになっていると言えます。


では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

①高値を繋ぎ引いたトレンドライン
下降トレンドにて、高値を繋ぐと現れるライン。
上抜けするとトレンド転換の合図と言われており、
このチャートでも、陽線にてしっかりと上抜け後、
やや大きめな上昇となっているのが確認できます。

その後下落した際にも下げ止まりが確認でき、
反発上昇となったことから、
下降トレンドは脱したと言えますね。


②長期移動平均線
チャート内赤色の緩やかなライン。
私はいつも5、25、75の期間で設定しているので、
これは75日分の平均価格を表しています。
上げ止まりや下げ止まりが確認できるということは
このラインを意識している投資家が多いことを指し
出題時のチャート最後では、反発上昇の後、
高値の更新に繋がりました。

 

下降トレンドでのトレンド転換といえば、
「上昇トレンド」か「レンジ」の2択となります。
そのどちらかを判断するには、さっき出てきた
『高値の更新』があるかどうかで決まります。

このチャートでは、一度高値を更新していますが、
上ヒゲ長い陽線でシグナルとしては弱く、
その後下落してしまっています。

しかし、反発上昇を表す下ヒゲ長いローソク足
続くと、ついに高値を大きく上回るこれまた
下ヒゲ長いローソク足が出現。
その後の上昇トレンドのきっかけとなっています。


キリの良い株価2000円まで上昇すると、
目的を達成したのか反発下落。
しばらくもみ合いが続いています。
この2000円に指値を入れ、利確できるとベスト!
でも必ず到達するとは限らないので、
1950円あたりを狙うのが得策です。