【投資の勉強】毎日チャートドリル 89日目【過去検証】
今日のチャート過去検証は、
東洋水産(2875)の株価です。
東洋水産と言えば、赤いきつねと緑のたぬき!
即席めん業界で国内シェアは2位ですが、
アメリカ・メキシコでは首位なんだそうです。
現地法人名はMaruchan Inc. かわいい!
さて、このあとどうなるでしょうか?
上がる?下がる?それともレンジ(もみ合い)?
正解は・・・
レンジに近い下落!
大きく上昇後、株価6400円が超えられず下落。
節目でゾロ目の株価5555円にて一旦下げ止まり、
移動平均線まで上げたものの、反発し再下落。
再び5555円に到達している場面です。
ポイントは、①ローソク足の長さと②窓開け、
あとは③デッドクロスでしょうか。
①ローソク足の長さ=勢い
移動平均線にて反発下落直後の陰線は、
長い下ヒゲにて買いの勢いも感じますが、
その翌日の陰線は、取引終了時間いっぱい
ずっと下げ続けたことを表す、実線の長い
陰線となっています。
②窓開けしたローソク足=さらに強い勢い
窓開けは、当日の始値が前日の終値から開いた
状況のことを言い、時間外に取引されるほど、
その方向性が強いことを表しています。
③デッドクロス=売りのシグナル
チャート内で3ヶ所も移動平均線がクロスしている
のが確認できます。つまり、短期で見ても中期で
見ても、これから下がるという目安になります。
それらのことから再び窓を開けて大きく下落。
翌日戻しましたが、5555円の下値支持線が
上値抵抗線に変わり、反発下落。
その後、上昇と下落を繰り返しながら、
最終的には5100円まで落ちていきました。
このチャートのおいしい部分は、
ここ5555円での反発下落を確認してから。
シグナルが一つ増えるので、より強力な予測となりますね。