【投資の勉強】毎日チャートドリル 39日目【過去検証】

今日のチャート過去検証は、
日東電工(6988)の株価です。

グランフロント大阪に本社があり、粘着テープや
フィルムを作っている実はグローバルな会社!

日東電工(6988)出題チャート

さて、このあとどうなるでしょうか?
上がる?下がる?それともレンジ(もみ合い)?


正解は・・・

 

 

 

 

 

 

日東電工(6988)正解チャート

 

レンジからの上昇!


紫色の25日移動平均線と、株価6000円にできた
上値抵抗線を陽線で上抜けした場面です。

しかし上昇の勢いはなく、しばらく6000円を挟んで
レンジ(もみ合い)が続いています。


このレンジを予想する1つのポイントが、
実は出題チャートの最後のローソク足にあります。
このチャートではわかりづらいのが難点ですが、
実体(太線)と上ヒゲ(細線)の部分がポイント。

このローソク足は日足なので、
1日の動きをこの1本で読み取ることができます。

   ローソク足(陽線)の仕組み図

簡単に図に表すとこんな感じになっていて、
右側矢印が1日のチャートのざっくりとした動きです。


この終値の部分が6100円に乗りませんでした。
つまり、一度は6100円を超えて上昇したが、
6100円以上は売りたい人が多く、
下落してしまったことが分かります。

そのことから、6100円には大きな壁があり、
上値抵抗線が出来るかもしれない!と
予想が立てられます。


その後少しして、6100円を超えた陽線が出現し上昇
していきますが、過去の高値という壁があり下落。
6000円というキリの良い数字が下値支持線となり、
反発した後は再び過去の高値を目指し上昇。
やはり意識され一旦下落しますが、
割と早めに上抜けしていきました。


このチャートでの理想のエントリーポイントは、
過去の高値を越えられず下落し、再度上昇し始める
6100円超えの陽線あたりでしょうか。
レンジを楽しむなら、レンジの底5850円でも
良いかもしれませんね。